日銀金融緩和維持で円売り進む 一時1ドル=145円台 24年ぶり
マネーシフト

日本銀行が現在の金融政策の維持を発表したしたことをうけ、外国為替市場では円安がすすみ、一時1ドル=145円台をつけました。1998年以来、24年ぶりの円安水準を再び更新しました。

外国為替市場では22日、アメリカの中央銀行にあたるFRBが0.75%の利上げを発表した直後、1ドル=144円台後半まで円安が進んでいましたが、FRBのパウエル議長の会見が始まると円相場は一時1ドル=143円半ばまで円高に戻す場面もありました。

その後、午前11時50分ごろに日本銀行が金融緩和の継続を発表した直後に日米の金利差を意識した円売り・ドル買いの動きが加速し、一時1ドル=145円台まで円安がすすみました。1998年以来、24年ぶりの円安水準で、今年に入ってからおよそ30円円安が進んだことになります。

午後には日銀の黒田総裁の会見が予定されていて、市場関係者は「これまで通りの『望ましくない』という発言にとどまれば円安容認と受け止められ、さらなる円売りが加速する可能性がある」としています。

著者:TBS NEWS

一覧へ戻る
申込 友だち追加

QRコードから友だち追加できます

上記ボタンから友だち追加できます

※この他の情報(例えばメリット内容など)が多い場合は、ページにします